コンテナ船というフィルターを通じて、世界中の国の様々な産業に向き合う日々。
Business Intelligence
Y.Y.(長崎県長崎市出身)
前職:国家公務員(総合職)
中期経営計画(ONE2030)で掲げるビジネス拡大の目標達成に向けて、ONEとしてより多くの貨物を獲得していくための市場調査や、シンガポール本社へのレポートを行っています。
具体的には、どの地域でどのような貨物が増えているのかといったコモディティ市場の調査、競合他社の分析、さらには新規顧客開拓に向けた外部向け記事の企画・執筆などを担当しています。
例えば、世界的な電気自動車(EV)の生産拡大に関して、「どのような地域で需要が伸びるのか」、「どういったメーカーがどのような地域で製造を拡大しているのか」「自動車パーツなど、どのような貨物がどこからどこへ動いていくのか」といった点について、仮説を立てながら関連データを分析し、最終的にはどのような企業が潜在的な顧客になりそうか、といった点を含めてレポートにまとめていきます。このレポートは、本社のトレードマネジメントや各国の営業チームなど、全社に共有され、サービス設計や営業戦略の判断材料として活用されています。
使命
まだ比較的立ち上がって間もない部門ですので、アウトプットの質を高め、GHQにとって頼られるチームになることが現状では最大の使命だと考えています。
レポートが実際の意思決定にどのように使われるのかを意識しながら、より実用的で価値のある情報を提供していくことで、組織に貢献していけたらと思います。
課題とソリューション
課題として感じるのは現場との距離です。シンガポール本社や各国の営業拠点と物理的に離れているため、デスクに向き合うだけでは現場の課題やニーズを十分に把握できないリスクもあります。
そのため、シンガポールに赴いた際には積極的にヒアリングの機会を設けたり、都度オンラインでのミーティングを提案したりすることで、コミュニケーションの機会を増やし、現場とのギャップを埋めるようにしています。最近では、トライアルとしてレポート作成過程そのものに本社の関連チームに参画してもらうなど、コラボレーションを深めながらアウトプットの質の向上を図っています。

印象に残っている仕事のエピソード
入社半年ほど経ったタイミングで、シンガポール本社に1か月滞在し、トレーニングを受ける機会をいただきました。
普段のリサーチ業務を離れて、コンテナ船の限られた積載スペース(船腹)を無駄なく、適切に配分・管理する「スペースコントロール」と呼ばれる業務や、個々の運送依頼に対して運賃(価格)を確定し、お客様へ見積もりとして提示する「プライシング」と呼ばれる業務など、日々のコンテナ船のオペレーションに関する業務を現地で経験させてもらいました。
これまで海運業界の経験がなかった私にとって、コンテナ船ビジネスへの解像度が大きく高まりましたし、本社のスタッフがどのように仕事に向き合っているのかを理解する良い機会となりました。
また、滞在期間中を通して多くの社員と直接交流することができ、今後の業務のコラボレーションの幅も広がったと感じています。
バックグラウンド
大学進学を機に長崎を離れ、卒業後は国家公務員(総合職)として約9年間勤務しました。地方赴任も交えながら、東京を本拠に、物流政策・交通政策など、法律・予算といった制度面から社会や経済を支える仕事に携わってきました。向き合うものがマクロであるからこそ、使われる制度をつくり、つくった制度をつかってもらえるように、直接現場の方の話を聞いたり、現地に足を運んだりと、“顔が見える関係”を意識していました。こうした視点は、今の仕事でも大事にしたいと思っています。
なぜONE DEJIMA?
当時は赴任先の仙台から東京に帰任するかどうか、というタイミングでした。元々パブリックな分野への関心が強く公務員として働いてきましたが、民間企業で働くことや地元の長崎で働くことにも魅力を感じていました。同郷の妻もいつか長崎で働けたらという思いを持っていたこともあり、物は試しに「長崎で、同じくらい満足して働けそうな環境が見つかるなら…」という思いで情報収集をはじめました。その中で出会ったのがONE DEJIMAです。
様々な方との面談の機会をいただく中で、コンテナ海運というグローバルなビジネスへの興味も高まったほか、立ち上がったばかりの会社の成長に関われる点に魅力を感じ、入社を決断しました。
想像していなかったこと
上記のとおり、私はもともと長崎出身であることがONE DEJIMAに入社した理由の一つでしたが、いざ入社してみると、必ずしも長崎との縁があったわけではない社員も多かったこと、そして、県外・国外から引き続き多くの応募をいただいていることは、一長崎出身者としても嬉しい驚きでした。
入社後の変化
前職ではグローバルな分野の経験はなく、国内の特定の産業や、特定の地域にフォーカスした業務を担ってきました。今ではコンテナ船というフィルターを通じて、世界中の国の様々な産業について日々向き合っており、普段目にする分野が大きく変わりました。(笑)
また、実務的な意味では、チームメンバーからマーケティングの考え方について教えてもらったり、普段から英語を使うようになったりと、新しい考え方やスキルが身に付いているように感じます。
ONE DEJIMAの独自性をどのような点に感じるか
”長崎から世界を支える”という掲げているミッションのとおり、長崎という場所にいながら、グローバルなビジネスに携わることができる環境は魅力的な特徴だと思います。
また、船会社やフォワーダー、造船会社といった直接的な関連業界の経験がある方だけでなく、金融機関、商社、メーカー、広告業界など多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっていることは、得られる学びも多く、大きな魅力だと感じています。
ONE DEJIMAのカルチャー紹介
まだ立ち上がって間もない会社ということもあり、人事制度や研修制度、社内コミュニケーションなど、会社の成長に必要なプロジェクトを洗い出し、チームの垣根を越えて、一人ひとりがどれか一つ以上のプロジェクトに携わる”A3ワークショップ”という取組を行っています。この枠組みを通じて、人事制度の改善から社内ラジオの放送まで、ボトムアップで様々な取組が進んでいます。多様なバックグラウンドを活用した、面白いカルチャーだと思います。
また、”DEJIMA SALON”と称して、定期的に外部のゲストスピーカーや社外の参加者もお招きしながら意見交換を行う地域に開かれたイベントを開催しています。社内外の人とつながりながら、新しい価値を生み出していく文化があると感じています。

[ Quality ] × [ 現場感覚 ] で長崎から世界を支える。
顔の見えるコミュニケーションを通じて現場で求められるものを深く理解し、期待を上回る品質を追求し続けます。
メッセージ
ONE DEJIMAには、長崎というユニークな場所にいながら、魅力溢れる多様な仲間とグローバルに活躍できる環境があります。これからのビジネスを一緒に盛り上げていける方とお会いできることを、楽しみにしています。

ONE DEJIMAは、長崎の地で操業を開始してから、1年を迎えました。
ONEシンガポール本社(GHQ)や地元長崎の関係者の皆さまのご支援、そして社員一人ひとりの努力により、当初よりも業務範囲は大きく広がり、グローバルなネットワークの一端を担う存在へと成長を続けています。
しかし、まだまだ私たちの存在は、ONEグループの中でも十分に知られていないのが現状です。
そこで今回、創業1周年を記念して、会社紹介ムービーを制作しました。この映像では、ONE DEJIMA設立の背景や、GHQから委託されている業務、そして日々の業務に取り組む各チームの姿を、長崎という美しい街の風景と共にご紹介しています。
私たちは、ONEの中核業務を担うKnowledge Process Outsourcing(KPO)拠点として、世界の仲間たちとともに、より高い価値を創造していきたいと考えています。
このムービーを通じて、ONE DEJIMAがどんな組織で、どんな未来を目指しているのか、少しでも伝われば幸いです。
そして、私たちとともに次のチャレンジに挑む仲間が、この映像をきっかけに現れることを心より願っています。