【社員イベント】チームビルディング&A3 Workshopを開催しました
2025年7月11日、ONE DEJIMAではチームビルディングとA3 workshop開催を目的に、長崎・伊王島の「i+Land nagasaki(アイランドナガサキ)」にて、全社員参加型のイベントを開催しました。
午前中は組織の課題と未来を考える「A3 Workshop」、午後は卓球大会やアクティビティ、BBQなどのレクリエーションを実施。社員同士の結束がより深まる1日となりました。
■A3 Workshop 〜ONE DEJIMAの現在地と未来を考える〜
午前中は、全社員が参加する「A3 Workshop」を実施しました。代表の遠山をはじめ、各チームのリーダーが現状と課題を共有し、社員はそれを受けて、どのようにしたら私たちは~できるだろう?(How might we~?)という視点で多くの意見を出し合いました。
【A3 Workshopとは?】
「A3 Workshop」とは、A3用紙1枚に「現状の把握 → 課題の特定 → ゴールの設定 → 要因分析→解決策(アクション)の設計」を整理し、全員で課題に向き合うワークショップです。名前の通り、A3サイズ1枚で考えを“見える化”することで、本質的な課題の発見や、部門を越えた対話を促すことを目的に用いられます。
ONE DEJIMAでは、2024年8月に続き今回が2回目の実施となりました。全社員で組織課題と向き合い、改善に向けたアクションを設計しています。

■代表・遠山が語る「A3 Workshopの背景とこれから」

代表の遠山からは、ONE DEJIMAの存在意義、そしてこれからのビジョンが社員に共有されました。
ONE DEJIMAは、ONEのグローバル戦略「ONE 2030」の中で、BPO(定型業務)よりも高度な知見や判断力を求められるKPO(Knowledge Process Outsourcing)を担う拠点として位置づけられています。
GHQ(グローバル本社)の人材不足やコスト高騰といった構造的課題に対応するため、ONE DEJIMAは、戦術の設計・運用・改善を担う「知的中間層(KPO)」となり、まさに「戦略」と「現場」つなぐ”知的出島”として新たなモデルとなることが、私たちの存在意義であると言えます。

こうしたオペレーションモデルを支えているのが、ONE DEJIMAの「Core Identity(コア・アイデンティティ)」です。
私たちは「なぜ存在するのか(Mission Pillars)」と「どう価値を届けるのか(Core Capabilities)」という2つの観点から、戦略と現場をつなぐ存在としてのONE DEJIMAの「あり方」と「やり方」を示しており、今後の行動や意思決定の軸として重要な役割を果たしていくものです。

2025年度は、これまで取り組んできた業務の高度化・効率化をさらに進めつつ、新たな事業領域への準備・着手を開始する1年となります。
下記に示された通り、既存の受託業務や社内業務の強化に加え、中小企業支援、地域共創、産学連携といった社外向けの新たな取り組みも具体化が進んでいます。
これらの活動は、ONE DEJIMAが“KPO”としての役割を果たしながら、戦略的に進化し続けるための基盤づくりでもあります。

ONE DEJIMAが目指す未来を実現するためには、目の前の業務だけでなく、「自分たちがどうありたいか」「どんな未来をつくりたいか」を描くことが欠かせません。
私たちは2025年度、既存業務の高度化と同時に、新たな事業への挑戦を本格的にスタートしようとしています。その未来は、これまでの延長線上にはない、新しいONE DEJIMAのかたちです。
こうした未来を実現するために、私たちは全社員が参加するA3 Workshopを実施しています。これは、単なる業務改善のための場ではなく、一人ひとりが会社の課題を“自分ごと”として捉え、未来から今を考えるための取り組みです。
こうして始まった2025年度のA3 Workshopは、この日の背景共有と現状分析からスタートし、7月14日・15日へと続いていきました。
ここで浮かび上がった課題と、それに対するソリューションは、今後、私たち自身の手で具体的なアクションとして実行に移していくことになります。

■午後は、卓球大会とリゾートアクティビティでリフレッシュ!
午後からは、全社員参加の卓球大会を開催しました。
ランダムに組まれたペアによるトーナメント戦は白熱した展開に。
優勝ペアには素敵なプレゼントも贈られ、大盛り上がりの時間となりました。

↑ 決勝戦の様子

その後は、「i+Land nagasaki(アイランドナガサキ)」の豊富なアクティビティを自由に楽しみました。釣り・バギー・サイクリング・スパ・温泉など、それぞれが思い思いに過ごし、日常から離れてリフレッシュすることができました。

↑ アクティビティの様子
そして夕方からは、長崎の海を臨むBBQで一日の締めくくり。おいしい食事と共に、チームや部署を越えた交流が生まれ、仲間との絆がさらに深まる時間となりました。
最後に
今回のA3 Workshopの実施にあたり、事前準備や当日の運営においてMTIの皆さまから多大なご支援・ご協力をいただきました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

以上、2025年度A3 Workshop & チームビルディングイベントのレポートでした!
今回の学びや気づきを次のアクションにつなげながら、これからもメンバー全員で対話と共創を重ね、未来のONE DEJIMAを自分たちの手でつくっていきます!
ONE DEJIMAは、長崎の地で操業を開始してから、1年を迎えました。
ONEシンガポール本社(GHQ)や地元長崎の関係者の皆さまのご支援、そして社員一人ひとりの努力により、当初よりも業務範囲は大きく広がり、グローバルなネットワークの一端を担う存在へと成長を続けています。
しかし、まだまだ私たちの存在は、ONEグループの中でも十分に知られていないのが現状です。
そこで今回、創業1周年を記念して、会社紹介ムービーを制作しました。この映像では、ONE DEJIMA設立の背景や、GHQから委託されている業務、そして日々の業務に取り組む各チームの姿を、長崎という美しい街の風景と共にご紹介しています。
私たちは、ONEの中核業務を担うKnowledge Process Outsourcing(KPO)拠点として、世界の仲間たちとともに、より高い価値を創造していきたいと考えています。
このムービーを通じて、ONE DEJIMAがどんな組織で、どんな未来を目指しているのか、少しでも伝われば幸いです。
そして、私たちとともに次のチャレンジに挑む仲間が、この映像をきっかけに現れることを心より願っています。