大中尾棚田での農作業に参加しました!

2025年5月11日、長崎市の外海(そとめ)地区にある大中尾棚田で農作業をしてきました!

大中尾棚田は、日本の「棚田百選」にも選ばれている景色の美しい棚田です。2025年度(令和7年度)の棚田オーナーとして、ONE DEJIMAも活動に参加させていただいています。

「百選」にも名を連ねる大中尾棚田ですが、近年は人口減少や高齢化、さらに地形的な制約による生産性の低下により、年々その維持・管理が困難になってきています。
そこで、ONE DEJIMAは棚田のオーナーとして保全活動に参画するとともに、その活動を通じて社員やそのご家族・ご友人が交流できる「場所」づくりを目指しています。

今回の農作業には、社員のご家族やご友人を含む合計7名が参加しました。

午前中は、約4kmにわたる長い水路の掃除からスタート。水路のまわりにはイノシシなどの動物がよく通るそうで、泥や枝が水路に落ちてしまうことも多いとのこと。田んぼにきれいな水を引くため、他のオーナーさんや大中尾棚田保全組合のみなさんと力を合わせて泥やゴミを取り除きました。

お昼休憩のあとは、種まきを終えた育苗用のパレットを棚田の区画まで運び、マルチシートをかける作業にチャレンジ。6月の田植えに向けてしっかりと苗を育てるために、骨組みを立てて、外気が入らないようマルチシートの端を土で丁寧におさえました。

今回の活動を通じて、普段の仕事ではなかなか体験できない農作業の大変さと面白さを肌で感じました。また、他のオーナーの方々や別部署の仲間とも自然の中で交流できて、とても新鮮でいい刺激になりました!

ONE DEJIMAは、「グローカル(グローバル × ローカル)」な視点を大切にする企業として、地域に根ざした活動にも積極的に取り組んでいます。今回のような地域の自然や暮らしとつながる機会を、これからも大事にしていきたいと考えています。今後も大中尾棚田での農作業に継続して参加していく予定ですので、活動の様子は随時レポートしていきます。どうぞお楽しみに!

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